山道にて2

シリーズにしようと思ってつけたんでしょうね、

以前の日記、

山道にて1」というタイトル。

 

書くのが遅いのに、

いろんな話題に手を出し過ぎ?で、

それっきりになってるし(笑)

 

書いてないだけで、

山はしょっちゅう歩いているのですがね。

ふふふ。

 

 

ということで今回は、

先日のプライベート山歩き@近所の山で思ったこと感じたことを。

 


 

スマホ忘れた…。

 

 

山のあちこちで満開を迎えた山桜。

山の木々の緑も桜のピンクも、

場所によって個性がある。

 

 

山歩きの入り口に向かう途中で、

水を張った田んぼから

コロコロ…とカエルの声。

 

もののけ姫の、

シシガミの森のコダマの声?のような音。

 

先日まだ水を張ってない田んぼの近くを

雨上がりに通りかかった時。

コダマの大合唱。

すごかった。

 

こんなの近所で聴けるなんて…。

その時もスマホ持ってなかったな…。

 

 

コダマの合唱をあとにして、

さあ、山歩き本番。

 

 

今回のルートは、

先日ずっと探していた登り口をやっと見つけ、

それ以来、

チャレンジしたかったルート。

 

 

ラフが何かにロックオン。

ああ、ウグイスだね。

 

 

いきなりかなりの傾斜。

登山用のストックをつきながら

自分のペースで歩く。

 

ストックは今回初登場。

あるとないとじゃ大違い(^_^)b

(これ、日常の散歩の話。

我ながら奇特(≧∇≦))

 

 

犬のペースに合わせて歩いたら、

あとで倒れます、確実に (-_-)

 

 

地面に紫色の可愛い花。和むなあ…。

花をよく知ってる義母なら

名前がわかるだろうか。

 

 

どうしても足元を確認しながら

歩くことになりますが。

 

視界にひらひらと、白い小さな花びら。

 

顔を上げると

すぐそばの山桜の花吹雪。

 

しばらく立ち止まって見とれる。

 

 

意識して上を見ながら歩いてみる。

 

この間歩いた時より

どこも桜は散ってしまって、

花が少なくなっているなぁ。

 

この間から

高い所に赤いツツジが咲き始めた。

 

ちょっと前には

小ぶりの真っ赤な椿が沢山咲いてて、

地面にも落ちてたな。

 

 

視界の右手に薄桃色の満開の桜。

同じ視界の左手に、あれは花?若葉?

桜のような姿なのだけど

淡い黄緑色をしていて、

桜の薄桃と対をなして、きれい。

 

 

犬たちもはしゃいでいる。

彼らはずっと口が開きっぱなしで、

当たり前に、とてものどが渇く。

 

ラフが外出先で水を飲むのは山でだけ。

どんなにのどが渇いていそうでも、

山以外では飲まない。

非常な のどの渇きだけではなく、

「正直に犬らしくいることが出来る」

のだろう。

 

そう、思う。

 

ヴィーナは

普段の散歩ではなかなか笑顔が出ないけど、

山に入ったらすぐに

生き生きした表情になる。

 

普段、いろいろ我慢させている、

付き合わせているのだなと思う。

 

 

 

犬の存在なく、私一人で

こんなところを歩くことはなかっただろう。

 

おかげでいろんな素敵なものを見、

体験し、感じることができる。

 

自然の中で幸せそうな犬と歩くことの

心強さ、

心強さから行動が積極的になって感じる

ワクワク感。

 

ああ、楽しいな。

 

 

 

 

いろんな環境で暮らす

飼い主さんとワンちゃんのことを思う。

 

今までお話しした飼い主さんは

みなさん言っていた。

 

草の生えてる所を歩きたがります。

藪の中に入りたがります。

 

 

誰に教わるでもなく。

ほんの少しでも、緑を見つけると、

踏み込みたくなる。

分け入りたくなる。

 

犬の、本能なんでしょうね。

 

 

 

どうか、

 

飼われているすべてのワンちゃんが、

散歩中に

犬らしい気持ちになれる時間が

少しでもありますように。

 

飼い主さんにも、

義務感ばかりでなく、

犬のためだけでなく、

散歩中自ら楽しんで歩く時間が

ありますように。

 

飼い主さんも、ワンちゃんも、

同じ時間を一緒に

楽しく心地よく過ごすこと。

 

そのことが、

犬と生活する上で大事、

という知識としてでなく、

 

それこそが犬と暮らす楽しみだと、

みんなが感じ、

当たり前になっていきますように。

 

 

↑ 今回の山歩きの道具一式

 

私の秋~春の散歩の靴は

トレッキングシューズ。

おかげで

気が向いた時に山が歩けちゃう(笑)