センターにて161117

今年の6月から、

高知県中央小動物管理センターで

譲渡対象の犬におやつをあげるボランティアをしています。

 

おやつをあげながら、

人馴れだったり、

人とのコミュニケーションの取り方だったり、

『この子はもっとこうなると新しいお家に受け入れてもらいやすくなると思うな』

と、考えながら接しています。

 

1時間くらいを目安にしてます。

 

週一回が精一杯で、

曜日は定まりませんが、

週一が無理な時も間が空きすぎないようにしながら通っております。

 

 

非常に怖がりな若い犬がおります。

兄弟二頭。

慣れてない人には走り回りながら激しく吠える。

もう一頭は吠えないが走り回る。

彼らに触らせてもらえるようになるまでふた月かかりました。

でも、

一旦信用して触らせてくれたら、どこを触っても、初めは緊張はするけれど、受け入れてくれます。

今ではうっとりしながら、なでられるようになりました。

 

受け入れてくれるまで時間はかかるものの、攻撃性は見せないし、

こんなに撫でられるのが好きな子たち。
根気よく心を開くまで待ち続けられる飼い主さんが、早く現れて欲しいと願っておりました。

 

今日も撫でながら、

いっぱい撫でてくれる飼い主さんが迎えに来てくれるといいね

と、話しかけました。

 

 

私がいる間に、

兄弟のうちの一頭の子に会いに、ある親子さんがいらっしゃいました。

お姉ちゃんの手から、こわごわながらおやつを食べている。

何度か慣らすために通われているとか。

ちょっぴりアドバイスをさせていただいたりしてる間に、

お姉ちゃんの手の匂いをかいだり、お姉ちゃんに顎をカリカリされるのを受け入れる姿を見ることができました。

 

触られるのを完全に受け入れたら、

新しい環境に行ってものりこえられるのではないかと感じています。

 

ご家族はその子を迎える気持ちになっておられるらしく、

応対していたセンターの職員さんが、お名前を決めてもらったら、その名前でならしますので、と提案されてました。

 

そうそう。

散歩に行った時コンタクトを取りたくて名前を呼ぼうとするけれど、

仮の名前だから定着させるわけにもいかないかなと、悩ましいんだよなあ。

名前決めてくれたら、

名前呼んだら反応してくれるように練習ができる!

 

時間が来て、おいとましなくてはいけなくなり、

お先にセンターを離れました。

 

いい時間に立ち会えて、嬉しかったです😭

 

もう一頭の兄弟も、

理解してくれるご家族に迎えられますように。

 

ビビリの彼らにとって、撫でられるのを受け入れるというのは、信頼の証。

決まった家族の元で、

いっぱい撫でてもらえる日が早く来ますように。

 

***

追記

後日、このお話に関連する日記を書きました。

「小動物管理センターの譲渡犬のこと」

よかったら、あわせてお読みくださいm(_ _)m