Tタッチワークショップに参加しました。
もう先週の話ですが。
3月28日に岡山の岡山理科大学専門学校にて行われた、
テリントンTタッチのワークショップに参加してきました。
クリッカートレーニングとのコラボの3日間の中日。
クリッカーも深めたい気持ちもあるけど、今回はTタッチだけにしぼりました。
講師は此村玉紀先生。
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Tタッチ。
もう何年も前に(もしかして10年近い?!)
受講しに行ったふぁーむどぎぃの斉藤先生が、
1と1/4サークルの仕方を教えてくれたのが最初で。
その後ずいぶんたってから、本を買って。
犬だけでなく猫のもあるから買って。
のちに、此村先生がポッツ先生と共著で本を出されたので買って。
本を見て、こんな感じかしら?とうちの子たちにやってみた。
ラフちゃんはこのタッチが好きなんだね。
ヴィーちゃんはあまりタッチは好きじゃないのかな?
あれ?これってこれでいいのかな?
これはこういう時どうしたらいいのかな?
・・・
「じかに教わりたーい!」
縁があって、一昨年、
Tタッチプラクティショナーである此村先生が
岡山でワークショップをされることを知りました(その時は参加できず)。
今年やっと参加がかないました(^o^)/
ずっと持っていた疑問が一つ一つ解決し、
タッチの感触(強さ)を含め、自分の体で体験、体感することができ、
大変有意義でした。
参加して本当によかった!!
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さて
Tタッチってなに?
どんなことを期待してやるの?
という方のために、
ワークショップで配布された資料から、
いくつか引用させていただきます。
- どんな効果があるの?
・動物の性格が穏やかになる
・動物が自分の身体を動かしやすくなる
・動物の中の気持ちと身体の混乱を減らす
・病気のときに早く回復するのを助ける
・人と動物の絆を深めていく
- Tタッチの目指すゴール・目標
・動物の身体が出来るだけ楽になるように手助けする
・体と感情のバランスがうまく取れるように手助けする
・明らかにわかりやすいコミュニケーションを身に付けさせる
・セルフコントロールを身に付けさせる
・信頼関係を築く
- Tタッチのよいところ
・動物にとても優しいアプローチができる
・副作用がない
・いつでもできる
・どこでもできる
・どんな動物や年齢でも効果あり
・・・・・
セルフコントロールとは、文字通り、「自制」。
若い犬や非常に興奮しやすい子で落ち着かせるのが大変な子に身に付けて欲しいですよね。
Tタッチは、犬がセルフコントロールを身に付ける『お手伝い』ができるのです。
ワークショップに参加していたハチャハチャした若い大型犬の男の子が、
いくつかのワークを経験した後に、
飼い主さんの指示もなく、リードでコントロールされているのでもなく、
その場に、バランス良い姿勢で、落ち着いてたたずんでいることができました。
ちなみに、私の参加の目的は、
ラフターさんはビビりなので
『気持ちが不安定になった時に早く落ち着けるように手助けしてあげたい。』
ヴィーナさんがシニアになったので
『体のケアの助けとしたい。』
日々のスキンシップのなで方を、
Tタッチにするだけでいい、というのがいいですよね。
マッサージでは、ないのです。
さわる以外の手技もあります。
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此村先生がワークショップでおっしゃってました。
「あやしさ満載」(笑)
「今日はそれを払拭するために来ました!どんどん質問してください!」
というわけで、参加者さんから出された疑問、質問に、
証明のあるなしも含めて、きちんと一つ一つ答えてくださいました。
確かに、
え~??っていう方もいるかもしれませんね。
でも、副作用がなくてこれだけのことが期待できるなら、
試してみたいなという方もいらっしゃると思います。
一般の飼い主さん、
ペット関係のプロの方、
保護活動をしていらっしゃる方、
みなさんに活用していただけます。
グリーフケアにも、役に立つと思います。
あらゆる動物に効能、ということは、人にも、
猫、その他の動物にも応用できます。
効果の出方はそれぞれで、
翌日変化を感じる子もいれば、
何年もかけてゆっくり変わっていく子もいるようです。
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話は一旦それますが、
ぜひ、此村先生を高知にお呼びしたいと思っております。
『初めてのTタッチ』というテーマで。
もしめでたく開催される場合、
会場は須崎市にある、ペットビジネス専門学校の実習室をお借りします。
募集は、犬連れ参加5組、犬なし見学5組となります。
参加費はまだ未定ですが、
岡山理専でのワークショップで、犬連れ12,000円、犬なし6,000円でした。
興味のある方、絶対行きたいという方、ご連絡くださいましたら、
開催が決定した折に優先して連絡させていただきます。
まだいつになるか、全く決まってませんけど(笑)
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話し戻します(笑)
参加していてとても共感したのが、犬の気持ちを優先してあげること。
タッチ等のワークが受け入れられない子もいます。
「いやなんだけど」と犬が意思表明してきたら、それで終わりにします。
無理をさせません。
クレートで待機してもらってお話を聞いている時にちょっと吠えた子がいました。
もし出してあげることで落ち着けるのなら出してあげてください、と声をかけてらっしゃいました。
トレーニングでももちろん、
その子の個性や感情をくみ取って、無理をさせないようにするわけですが、
『我慢しなさい』という場面もあったりします。
クレートで何らかの理由で出たいというのであれば、出してあげる、
それを無視して、きずなは作れるかな?ということになるから。
とお話しされていました。
トレーニングの「こうあるべき」と目の前にいる犬の気持ち。
ケースバイケースなのですが、
これでよかったのだろうか、と私も悩むことがあります。
でも理想を言えば、気持ちを理解し、困っているのなら楽にしてあげたい。
楽しく過ごしてほしい。
なので、その考え方を聞いた時にあらためて、
それをベースに動物を扱うTタッチを、もっと学んでいきたいな、と感じました。
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興味のある方、一緒に学びませんか?
お仲間募集です♪
(もう一度言いますが、まだ日程は未定です(笑))
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