現在進行形グリーフケア
先日主催した、『動物医療グリーフケアセミナー』にて、
最後の方に、阿部先生が補足としてお話しされました。
人間社会では人の移動が多い。
例えば、子供が大きくなり、進学や就職、結婚などで家を出る。
準備の段階で、いつもと違うと感じ始める。
ある日、大好きな家族がいなくなり、大きなグリーフ。
お母さんもグリーフを感じている。
生活に変化が起きる。
・・・
そういった中で、
ペットが胃腸障害、皮膚症状、膀胱炎を起こすことが非常に多いと。
精神的なことが病気を呼ぶ。
このようにグリーフから起きたものは、
症状に対する治療だけではなかなか治らないとのことです。
グリーフケアが、必要なのです。
グリーフケアを学んだ私たちは、
起きてから対処するだけでなく、
ケアしないと起こるものとして認識し、
予防することができるようにもなったのです。
お話を聞いて、
なんとタイムリーなアドバイス、
と思いました。
*****
この春から、お父ちゃんが単身赴任。
わんわんにゃんたちを非常にかわいがってくれるお父ちゃん。
わたしも彼らを育てるにあたり、どれだけ助けてもらってきたことか。
お父ちゃんが言うには、
引っ越しの荷造りの最中、
わんにゃんたちはけげんな表情をしていたそうです。
・・・というわけで。
すでに4月も数日経過。
我が家では、グリーフケアを心掛けなければいけないわけです。
わんわんにゃん、もそうですが、
わらわらと足元に寄って来る、
もふもふがいない、一人きりの生活を始めた、
お父ちゃんにも。
私と息子、人間の家族にも。
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