180209お山歩会

2月9日(金)のお山歩会の会場は、

今季2回目の、高見山でした。

 

今回も、

サニーマート六泉寺店様のご厚意により、

駐車場を使わせていただきました。

(もちろんお山歩会の後、お買い物に利用させていただきました♪)

 

(すでに毎度おなじみの画像♪)

 

 

 

高見山。

筆山から鷲尾山に向かう道から見る景色。

 

私にとっては、

一望でめっちゃたくさんの鉄塔が目に飛び込んできますやん!!

・・・な風景。

そして、ちょっとの時間で複数の鉄塔を回れる、

(私にとっては)ミラクルな場所・・・。

 

犬とお山を歩くことを楽しみとするうちに、

お山歩愛好家であるのと同時に、

鉄塔愛好家?マニア?といえるかも。というくらい、

鉄塔に会いに行くことにモチベーションを感じるようになってしまい、

(会う、とかいってるし(笑)でも本当にそんな気持ち)

同好(笑)の飼い主さんと、

自分たちを「鉄塔女子」などと称するまでになってしまった・・・。

 

過去のお山歩会で高見山を会場にした時、

そこはわりとドライに、前に押し出さないでおりました。

(え、毎回「No. 1がここにある」ってうるさかったって?)

 

しかし、今回は、

同好の(笑)飼い主さんが初めてこの山を登る、ということで、

メインテーマにしてしまいました!!

 

「鉄塔めぐり」

 

バカでしょ~?

マニアックでしょ~?

 

でも、おかげで複数回お山歩会でこの山に来た方も、

今まで歩かなかったコースなどを歩くことになり、

楽しんでいただけたのではないかと思いますう。

(そういうことにしておいてください(爆))

 

 

 

 

今回のお山歩会、群れのメンバーは、

 

BITZさんとBITZの母ちゃん。

ななちゃんとななちゃんママ。

ヨイチさんとヨイチママ。

すけぞうさんとすけぞうママ。

 

そしてわたくし早川と、

ヴィーナとラフター、

5人と6頭の構成でした。

 

 

今回もたくさんのご参加、ありがとうございました。

 

 

 

 

今回は、

斉藤喜美子先生主宰の、ふぁーむどぎぃから、

スタッフとして、Y先生に参加していただきました。

 

いつも目の前で繰り広げられる、

わんこさん同士のやり取り。

 

ただでさえ

スマホで写真撮っておこう、

という反射神経が育っていないのに、

山を歩き、犬を連れながら、レンズを向けるのは至難の業。

というわけで、

動画は取りたいけど、むーりー。

 

ということで、

「動画撮影スタッフ」として、

ふぁーむどぎぃのスタッフさんをお借りできないかと、

かねてから、斉藤先生に相談させていただいておりました。

 

今回、お願いをして、動画たくさん撮っていただきました。

Y先生、ありがとうございました~。

(Y先生のおかげで、記念撮影もばっちりでした♪♪感謝♪♪)

 

 

 

 

 

今回、テーマを鉄塔にしたことで、

結果として、

普通は進まないであろう、選ばないであろう道を歩いてもらうことになりました。

(ここはおなじみの道)

 

今までのお山歩会では、

わんこさんが困った時、

できるだけ自分の力で頑張ってもらうように、

小さいわんちゃんであってもいきなり抱っこという選択はしないで、

飼い主さんはほかの方法でサポートしてもらうようにお話してきました。

 

が、

 

今回は、まあどう考えても自力は無理だねという場面が。

 

で、

 

BITZさん空中浮遊。

BITZさんはコギゆえ、仕方ありませぬ。

また足長のすけぞうさんとの対比がまた・・・。

 

 

 

 

 

さらなる鉄塔に会いに行く道は、

こっちに鉄塔があるよ、ということを示す目印にしたがって、

あっちいってこっちいって。

 

とある鉄塔にたどり着いた後、

次の鉄塔に行くには一旦来た道を戻る必要があり、

ヨイチさんに先頭を歩いてもらおうと、ヨイチさんのママに、

〇〇まで戻ってください。

と目印を伝えて、最後尾からついていきました。

 

私ちょっと途中手間取りまして、みなさんと離れ、

先を急ぐと、ああ、いたいた。

姿が見えた。

 

ついていきました。

 

しかし、なんだか歩いた覚えのない道。

これは・・・。

 

離れたところから、

「せんせーこの道で合ってますー?」と問われて、

「ちがうねー」

 

 

 

私は反省しました。

 

ここ以外行きようがない道を進んでもらうならともかく、

目印を見つけながら進む必要があったこの道を、

簡単に戻ってくださいと指示するなんて・・・。

ましてやわんこに気を取られながら歩くのに・・・。

 

 

 

そして、

鉄塔の案内の目印なんて、

普通の人ならスルーしてしまうということを知るとともに、

しっかりセンサーが拾ってしまう、自分のマニアぶりに苦笑。

 

 

 

このことは、

 

同じ人類で日本人で女性であっても、

興味のないものはセンサーに引っかからないということを示しており、

ましてや犬は人と違う生き物、

ただでさえ世界の見え方が違うのに、

こちらの想像どおりのものを見ているのか、感じているかなんてわからない、

 

ということを思い起こさせてくれました。

 

また、

 

犬のしつけやトレーニングにおいて、

間違えようのないほどわかりやすい導きをする大切さ

 

にも、あらためて思い至りました。

 

 

・・・という話にしてもいいのですが、

 

やはり私はマニアだった。という話で終わらせておきます(笑)

 

 

 

マニアといえば、

同好の飼い主さんが、ポイントにつくたびに

テンションあげて鉄塔撮影にいそしむ姿には、

報われました(笑)。

 

 

 

 

 

 

来た道を戻って、鉄塔No.1の下でお昼。

 

 

 

 

 

ヨイチさんは今回、首輪に普通のリードでした。

他の子に飛びついてしまうので、

ハーネスとロングリードだとコントロールできずに不安、

というヨイチママの思いからでした。

 

そうですよね。

他の子に飛びつかせるのは申し訳ないもの。

お気持ち、理解できます。

 

でもやっぱり、

お山歩会はハーネスとロングリードで参加していただきたい。

 

 

ところで、なぜ、

お山歩会ではハーネスにロングリードなのでしょう?

 

 

ハーネス、ロングリードを使うことで、

わんこさんへの刺激、ストレスを減らすことが期待できます。

これにより山歩きをよりリラックスして楽しめます。

 

首輪にリードだと、

大して引っ張ってないとしても、

どうしても首に圧がかかり、わんこさんにストレスがかかります。

 

元々不安になりやすい子であれば、

首がしまれば余計にストレスを強く感じることになり、

強い興奮や、攻撃性の引き金にもなります。

 

この刺激のあるなしで、

てきめんに行動が変わる子もいるのです。

 

 

それから、

ハーネスを使っていると、

飼い主さんのリードによるコントロールをしにくくします。

(だからヨイチママは、不安から、首輪とリードで参加したのですよね)

 

それでもわんこさんが飼い主さんにあわせて、

飼い主さんを意識して歩ける関係づくりを目指していただきたい。

 

お山歩会を、その関係を作る機会にしてほしいです。

 

 

他の子に対して興奮しそうなときは距離をあけて、

近づかねばならない時はリードをたたんで短く持って。

落ち着いてきたらリードをゆるめて、好きににおいかぎや探索をさせてあげて。

 

常にわんこの様子を見ながら、リードの持ち方、長さの調整します。

 

他のわんこさんの様子も見ながら調整できるようになったら、

すばらしいですね。

ぜひそうなってほしいです。

 

 

 

 

ななちゃんママは、

今までななちゃんは近づいてくる犬に吠えてきたそうなので、

自然に距離をあけることが身についたのでしょうね。

 

ななちゃんは、

吠えてほしくないというママの気持ちもちゃんとわかっていて、

他の子が近づいてきてもすぐに吠えたりせず、

ママの顔を見ます。

 

ほらママ、わたし吠えないでいるよ。

わたしえらい?

 

と言っているようで、

その姿を見るたびにとてもいじらしく感じます。

 

無遠慮に近づかれると、びしっと叱ってくれる、

群れの姐さん、です(笑)

 

 

わんこさん同士で仲良くじゃれ合う必要はないのです。

 

他の子がそこにいても、無視ができるなら、上等。

 

飼い主さんと仲良しなら、

飼い主さんが

うちの子の気持ちが平和になるにはどうしたらいいかを知っていれば、

それでいいのです。

 

 

 

 

 

今回、すけぞうさんとヨイチさんは初対面。

かつて間合いを一気に詰めてくる犬には怒っていたすけぞうさん。

ヨイチさんが飛びついたらきっと、すけぞうさんを怒らせてしまうだろう。

そう予測しておりました。

 

だから参加者のみなさまには事前に、

集まった時はお互いの間隔をあけるよう連絡をしておきました。

 

ところが。

 

飛びつかれても

(もちろんヨイチママは止めてます)

すけぞうさんは頭を背けるだけで

(これも不快感を表しているのですが)

吠えないでくれた!

 

以前だったら、

とても怒って、激しく吠えていたところです。

 

すけぞうさんの体勢は堂々としていて、

落ち着いていました。

 

何度かすけぞうさんを吠えさせてしまう場面がありましたが。

(すけぞうさんの寛容さに甘えすぎないようにしなくてはいけませんね)

 

お山歩会を重ね、自信がついたのかな。

 

すごいね、すけぞうさん。

 

(クンクン。

すけぞうさんによるヨイチさんのにおいチェック。

ヨイチさんえらいですね。

緊張しながらも、おびえずに受け入れております。)

 

 

 

 

ときおり順番を入れ替えるので、

時にはヨイチさんが前後から挟まれる場面もありました。

しかし、以前のように前に後ろに跳ぶということはなく、

とてもおりこうに歩いていると、

他の飼い主さんたちに褒められていました。

(ヨイチさんが落ち着いていなければ、

他の子もざわざわしていたはずですね。)

 

これも経験の積み重ねのたまものかな?

 

後になって、

もしかしたらすけぞうさんがいたことと関係あるのかな?

そんなことも思いました。

 

群れの構成要員の顔ぶれで、

群れの雰囲気、

群れの中の関係性なども変化しますしね。

 

 

首輪にリード、ということはもしかして関係あるか?

も考えてみましたが、

逃げ場がないから神妙なる、ということはありうるかもしれませんが、

ストレス状態ならやはり道中ずっとおとなしくはしていられないと思います。

 

 

 

 

ヨイチさんが先頭で、その次が私と2頭という時。

ラフターは他の犬のボディランゲージを敏感に読むので、

彼がほかの犬に近づく時には、基本的に信頼してそのまま様子を見ます。

ある時、徐々にヨイチさんの横(距離が少しある)に移動、

ヨイチさんがはっとラフターに気づいた様子を見せても、

飛んだり興奮したりしないでいられるという場面がありました。

 

心でガッツポーズです。

 

このような経験を積み重ねてもらいたいです。

 

 

 

 

 

 

 

あちこち山に歩きに行って気づくのは、

山歩きを愛されている人たちの存在。

特にこの山では、平日でも必ず何人かとすれちがいます。

 

 

山歩きにはマナーも大切。

人とすれちがう時はあいさつをし、

犬を道のわきに寄せて待機させます。

 

 

狭い道で行きかう時、

先に行っていいよと言っていただけたら、

お礼を言って先に行かせていただきます。

 

 

山を下っていた時。

話しかけてきた人の足元に

あいさつすべく近寄るBITZさん。

その人はナデナデしてくれました。

 

彼は群れの外交担当だな、などと思いました。

 

みんな性格が違い、個性を感じておもしろいです。

 

ななちゃんがあいさつに行く場面も。

すけぞうさんもありましたね。

 

知らない人相手に。

 

自信がついたのでしょうか?

(外交担当、カメラを向けると常にカメラ目線。)

 

 

 

 

山を下り、駐車場に向かう途中、

 

わんこさんたちがとても落ち着いていて、

間合いが近くなっても平和でいられる様子を見るのが、

毎度のことですが、至福の時です。

(変わった雲が見られましたね。)

 

 

 

みなさまお疲れ様でした。

 

 

 

 

 

後日、Y先生に撮ってもらった動画を見て、

気が付いたことを各飼い主さんにお伝えしました。

 

 

さらに、お山歩中にみなさんが撮ってくださった写真を

お互いにシェアするのですが、

 

いただいたある写真について、

日記に書かせてもらおうと思いました。

 

これはまた次にしたいと思います。