10/5動物医療グリーフケアセミナーを開催いたします。
大変久しぶりの公開です。
(4月の最後のお山歩会の記事、途中までは進んでいるのですが…。もうしばらくお待ちください🙇🏻♀️)
それではさっそく、セミナー案内をさせていただきます。
10月5日(金)、高知県高知市にて、動物医療グリーフケアアドバイザー 阿部美奈子先生による、一般の方向けの動物医療グリーフケアセミナーを開催いたします。
昨年の3月19日と11月14日に、ラフィンが主催させていただきましたセミナーでは一般の飼い主さんに向けて、動物医療グリーフケアとは何か、なぜ「動物目線」が大切なのかについて熱く語っていただきました。
いわば、基礎編です。
また、今年の6月14日に須崎市の高知ペットビジネス専門学校において阿部先生の講演会があり、総論の部分が語られました。
今回のセミナーは、いわば応用編。
ケーススタディ(実際にあったケースではどのようなケアがされ、どのような結果をもたらしたのかなどを紹介)や、
病気になり様々なグリーフを体験するペットのために飼い主さんができる、具体的なアイデアをお話しくださいます。
飼い主さんが必要を感じた時に実践できるように、ヒントをたくさんいただけたらと思いまして、お話しをお願いいたしました。
昨年のセミナーを受講されてない方にもご参加いただけます。
当日の予定は以下のようになります。
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2018年10月5日(金)
ちより街テラス 3階 貸会議室2
開場・受付 12:30〜
セミナー 13:00〜16:00
質疑応答 〜16:30
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参加費は4,500円で、事前に指定の口座にお振込いただきます。
定員は28名です。
参加を希望される方は、
ラフィンのホームページのお問い合わせフォーム
にてご連絡ください。
後ほどこちらからお申込み方法や会場についての詳細を送らせていただきます。
先着順にて受け付けております。
定員を超えた後は、キャンセル待ちを受け付けます。
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セミナー終了後、懇親会の席を設けたいと思います(18:00〜:30頃開始予定)。
参加希望をいただいた後に送らせていただく案内にあります『お申し込みフォーム』にて、懇親会への参加希望を合わせてお聞きします。
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わたしは長いこと、
獣医療が高度に発達してきた現代、自分のペットにどこまでの医療を受けさせるかの決定を飼い主が下さねばならなくなった時、何か元になる考えがないか?と感じていました。
治療を開始した後に、飼い主さんがどこまでやればいいのだろうと悩むこともあると思います。
さらに、続けた結果、あの子は望んでなかったのではないかと悩んだり、
取りやめた結果、続けるべきだったのではないかと悩んだり。
また、
様々な理由で飼い主が苦悩しながら「これ以上の医療はもう受けさせないことにしよう」と決断した時に、それを聞いた獣医師が飼い主を傷つけるような言動をしてはならないと思うのです。
(獣医師の、やれることがあったら全てやろうよ、という気持ちも分かるつもりです。)
獣医師と飼い主、両者が納得できる、双方のよりどころとなる考え方の基準はないか?
そう思ってきました。
誰が見てもやれる事は全てやったと思える飼い主さんですら、見送った後に後悔に苦しんだりします。
誰もが通る道でしょうが、その後何年も苦しみ続けるのは辛すぎます。
それを避けるにはどうしたら良いのか。
してあげられる医療がなくなった時には、その子を見送るまでの間飼い主にはもう何もできないのだろうか?
と思ったこともありました。
動物医療グリーフケア
わたしが長いこと求めてきた答えだと、大阪で開催されたセミナーでお話を聞いて、強く思いました。
そしてたくさんの飼い主さん、ペットと関わる人たちに聞いていただきたいと思いました。
その思いが昨年のセミナーの高知開催につながりました。
そして、たくさんの方にご賛同いただけたと感じております。
今回のセミナーが、ペットと過ごす時間が最後の時までより素敵なものとなる助けとなりますようにと願っております。
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