171223お山歩会

お山歩会。

今季は毎月開催しちゃおう。

土曜日にも開催してみよう。

平日に参加できない人も参加できるように。

 

そう思ってあれこれ考えているうちに、

11~3月は毎月1回どこかの金曜日に、

12月と2月は土曜日も開催して、月二回企画しちゃおう、

そう決めました。

 

ただでさえ報告が遅い私。

さらに今季はその間隔が短い。

楽しいことがたくさんあってうれしい!

でも報告ができてないものがたまっちゃった…。

 

申し訳ありません…。

 

 

さて(あ、逃げた)

12月は8日ともう一回、

23日にも開催しました。

会場は甫喜ヶ峰。

 

時期的にみなさん忙しく…。

でも二組のご参加がありました。

ありがとうございまーす。

 

すけぞうさんとすけぞうママ

BITZさんとBITZ母ちゃん

そしてわたくし早川と、

ヴィーナさん、ラフターさんの

3人と4頭の群れで歩きました。

 

おお、この組み合わせは、

昨年(2016年)の11月のお山歩メンバー。

(第2回お山歩会その0その1その2その3その4

 

あの回ですけぞうさんとBITZさんの仲の雪解けのようなものを感じ、

その後は

お互いお山歩きの群れの一員として認め合ったのね

と感じるやりとりを見せてくれて。

回を追うごとにお山歩の力をますます感じさせてくれたものだけれど。

 

2頭が会うのはとっても久しぶり。

どうかな?どんな様子が見れるかな?

そんな風に思っておりました。

 

 

うちの犬たちはお山に来てハイテンション。

BITZさんと仲良くごあいさつ。

すっかり群れの仲間♪

 

かつて、ぐいぐいとあいさつしたがって迫るBITZさんを

いやがっていたうちの子たち(特にラフさん)。

慕ってくれる子を受け入れるようになって、

私も見てて、うれしく、ほほえましく感じます。

 

 

集合場所に最後に到着したのはすけぞうさん。

すけぞうママの元に駆け寄るワンズ。

 

お山を一緒に歩いた人にはとてもフレンドリーなラフさん。

ヴィーちゃんも一緒にごあいさつ。

 

歓迎を喜んでくれるすけぞうママ。

 

あー、君たち、そんな風に近づきすぎるとすけぞうさんに怒られるぞぉ

そんなことを思いながら見ていると、

 

すけぞうさんの、

「近い!」といさめたと思われる一瞬のボディランゲージを見て、

うちの子たち

「はいはい、ごめんなさいねー」

という風に、でも落ち着いた様子で、撤収。

 

 

続いて、BITZさんがすけぞうママにあいさつに行く。

 

あ、BITZさん、ちょっと勢い良すぎじゃない?

前はそんな風にすけぞうママに近づいたら怒られたじゃない?

大丈夫か?

 

と思っていたらやっぱり、

「があ!!」

怒ってBITZを威嚇するすけぞうさん。

 

その後なんと、お互いのリードが絡み、

間隔をあけさせたいすけぞうさんと、

離れたくても離れられなくなったBITZさんが、軽くパニックに。

 

幸いそれ以上のことはなく2頭は離されました。

 

ママさんたちはお互いに自分のミスだ、

ごめんなさいと謝っておられましたが、

 

これは主催者である私のミスだと反省しました。

感じた心配を口にすべきでした。

申し訳ないことでした。

 

 

親しき仲にも礼儀あり、ということになるでしょうか。

 

親しくなっても、

うちの子、相手の子がどんな性格か、

今までどんな場面があったか、

注意しなければならないことはどんなことだったか、

接する時は念頭に置き、

忘れてはいけないのだと改めて教わりました。

 

 

お山歩は、

平和に、和やかに。

 

ときおり、イノシシがものすごく掘った穴に驚いたりしながら、

緑の中を気持ちよく歩くことができました。

 

そんな中。

約一頭、ものすごい入れ込みよう。

時折何を見つけたのか、ダッシュしようとする。

止めるとキュンキュン鼻を鳴らす。

 

それはラフさん。

 

下見の時もまったく同じでした・・・。

 

私はラフさんがダッシュしても転ばされないように、

ラフさんが何かにロックオンしたなと思ったら、

ダッシュする前に安定よく踏ん張りをきかせ、

ダッシュしようとしたラフさんを止めました。

(リードは引っ張らず、しっかりと止めるだけです)

 

鳥かなあ、それとも別の小動物?

イノシシじゃないと思うけど・・・。

 

 

そんな激しいラフさん(汗)以外の子らは、穏やかにお山歩を楽しんでおりました。

 

ただ。

BITZさんはすけぞうさんと目を合わせないようにしているようでした。

 

 

展望台で記念撮影。

その後、お昼休憩。

お昼を食べながらいろんなお話をしました。

飼い主さんから「こういう時どうしてるのかな?」と質問が出たり。

お山歩会が情報交換ができる場にもなれたらうれしいですね。

 

 

その後、おすすめのリードワークについてお話しました。

お山ではわんこさんにはできるだけ干渉せずに自由に楽しませてあげたい。

そんなお山歩にぴったりのリードの使い方。

ついでに普段の時にも素早く畳んだり短くしたりする場面の話などもちょっと。

 

ここでのお話が、普段の生活でいかされるとありがたいことですし、

そういうお話をしていかなくちゃ、と思いました。

 

 

お山を下りる頃、

BITZさんは変わらず、すけぞうさんと目を合わせないようにしており、

でもすけぞうさんはBITZさんとの間隔を縮めていき、

後ろからにおいをかがせてもらったりする様子が見られました。

すけぞうさんが近くに来てにおいをかいでるのを、

BITZさんはわかっていたでしょう。

 

(あら、並んだ♪♪)

 

 

 

集合場所に戻ってきました。

 

ホッとしてまったりし始めると、

BITZさんがささっといざるようにして、

低い姿勢ですけぞうママのすぐそばに体を寄せました。

あるいは

すけぞうママの陰に隠れながら、

すけぞうさんに見えないようにとしているかのよう。

 

BITZさんは、すけぞうさんと目を合わせないようにしているのは明らかでした。

 

すけぞうママがBITZさんをやさしくなでてあげます。

 

すけぞうママを挟んですけぞうさんとBITZさんがいる状態です。

 

すると、すけぞうさんは、すけぞうママとBITZさんの方から目を背け、

少し離れたところで背中を見せて座りました。

(ほら見て~、と促されて

すけぞうさんの姿を確認するすけぞうママ)

 

 

おそらく、すけぞうさんは

BITZさんがすけぞうママになでてもらうことに目をつぶってあげた、

許してあげたのでしょう。

そう感じました。

 

 

ああ、わんこさんってなんておおらかで素敵なんでしょう。

 

ちょっとケンカしちゃったけど。

許してあげることができるんだ。

 

お山を一緒に歩きながら、

その間、落ち着いた状態で相手を冷静に観察していたのでしょう。

 

今日久しぶりに一緒に歩いて、

お互いの存在を認めることができたということでしょうか。

 

 

お山歩会、やめられません。

 

今日も素敵なものを見させてくれてありがとう。