びびりさん

s_DSCN0661 中央小動物管理センターから引き取った子犬を連れて帰った。トイレをさせてケージへ。その後「出ておいで」と扉を開けても出てこれない。お外の時間が終わり、「さ、中に入ろうね」と促してもケージに入れない。

家事をしている私から微妙に距離をあけた所でおもちゃをかじっている。

オスワリをしてもらう。微妙に距離をあけて座る。ちょっと沈黙の時間が流れると、じりじりとオスワリのままさらに後ろに下がっていく。

散歩で白いビニールにおびえる。風で自分の方に飛んできたりしたら、軽くパニックに。

そんな子も、穏やかに脅かすことなく接し、怖いものは安心できる距離をあけて観察させ、飼い主に安心を感じてもらい信頼を築くことができたら、ビビりの本質は変わらないけれど、過剰にはおびえなくなり、びっくりしても自分で解決する力を身に着けることができる。

せかさずに待ってあげることの大切さを、彼には教えてもらいました。