プライベートレッスン@甫喜ヶ峰
今月のMさんちのBITZくんとのレッスンは、Mさんの希望により、
香美市の甫喜ヶ峰森林公園にいってまいりました。
我が家の2ワンも連れて行きました。
Mさんのお友達のAさんと、Aさんの愛犬、10歳のルブさんも参加。
みんな穏やかに挨拶できましたので、
Aさんとルブさんとは初めてお会いしたのですが、
あいさつの様子から、
ルブさんは普段からそのようにふるまえる子なのだろうと思いました。
ところがAさんのお話を聞くと
ルブさんはこんなにたくさんの犬と一緒にいることは初めてとのこと。
BITZさんもうちの犬たちも、
穏やかにほかの犬と接することができるからかもしれないですし、
街中でなくお山のてっぺんの、非日常の中だったからかもしれませんし、
もともとルブさんはそういう子だったのかもしれませんし。
いずれにしても、穏やかに上手にほかの子とあいさつができる力を、
ルブさんが持っていたということは間違いありません。
個人的には
お山が犬の力を引き出してくれたかもしれないと思いたいですけど (^^)
今回のメンバー全員、甫喜ヶ峰は初めて。
うちのラフターさん、いつも以上に興奮してました。
嗅いだことのないにおいがしていたのでしょうね。
近所のお山ではうさぎやイノシシなども出現するようですが。
・・・熊かな?
途中、障害物により、
飼い主さんがこちらにおいでといっても、BITZさんとルブさんが躊躇する場面がありました。
私は「もう少し励ましてはどうだろう?」と思いながら見守っていました。
するとMさんは、
じゃあ、こっちからきたら?とすぐ近くの、より怖くなさそうなルートを提案しました。
すばらしい!
BITZさんもルブさんも、そちらのルートなら超えることができ、山歩きを再開することができました。
BITZさんはコーギーさんの中でも大きい方ですし、
しょうがないわねとばかりにひょいと抱っこ、
というわけにはいかない事情もあるでしょうが(笑)
そのように甘やかしすぎない姿勢というのはとても大切なことだと思います。
飼い主さんがちょっぴりのお手伝いをすることで自力で問題解決できたことは、
BITZくん自身の自信と、
いざという時助けてくれるという飼い主さんへの信頼につながります。
自分に対する自信、飼い主さんへの信頼は、多くの場面で落ち着いていられる子に育ててくれます。
小さいワンちゃんだと、
わが子が困った様子を見て、
飼い主さんがつい抱っこしてしまいがちかもしれません。
その方が、飼い主さんも楽だと思います。
でも、そういう対応を繰り返してしまうと、
ワンちゃんが自分で問題解決する機会を奪い、
ちょっと困ったことがあると自分で解決しようとはせず、
すぐに飼い主さんを頼るようになってしまいます。
それを見て飼い主さんは、
「すぐに抱っこ抱っこっていうんだから」
「怖がりなんだから」
「私がいないとダメね」
などと思ってしまうかもしれません。
でも、そのようなわが子にしたのは、実は飼い主さんの手助けの仕方かもしれません。
穏やかににこやかに、
「大丈夫、できるできる」と励ましながら問題解決を見守る。
自力での解決が難しそうなら、最低限の手助けをし、見守る。
このような対応は、とても大切です。
道中、BITZさんはヴィーナとラフターの間を歩きたがりました。
二頭を慕ってくれているのと、「群れ」の意識ということが思い浮かびます。
しかしリードが張ると、
2頭についていきたい気持ちだろうに、
お母ちゃん(Mさん)を振り返り、その場で待っていました。
すばらしい。
笑顔で「母ちゃん、まだ~?早くして~」といっているようでした。
ヴィーナとラフターが別方向に分かれると、
BITZさんは大抵ラフターについていきました。
道を歩いていて別の道が現れ、そちらにラフターが行きたがった時、
ラフターが何かにひきつけられて、注目してたたずんている時、
毎回BITZさんはラフターの方、ラフターのそばに、ついていきました。
オス同士、気があうのかな?とも思いましたが、
Mさんが「BITZはラフ君が好きで」とコメント。
なるほど、とても慕ってくれているようです。
さらに
「ハンター兄弟は難しくてもせめてハンターいとこにしてもらえたら・・・」ゴニョゴニョ・・・。
ん?
ああ、我が家のハンター兄弟に仲間入りをということですか?
面白いことをおっしゃる。(^^)
心の中でしばし検討(笑)。
うーん、BITZさんは猫とか鳥とか追いかける性質はなかったんじゃないかな?
ならばハンターじゃないから、ハンター兄弟にはなれないなぁ (-_-)
・・・
じゃあ、BITZさんは山(歩き)兄弟ということで\(^o^)/
ラフターさんが山アニキ(笑)
わが子を山兄弟に加入させたい飼い主さん(笑)、
山の中で我が子がどんな風にふるまうのか興味があり、早川の同行を希望される飼い主さん、
ちなみに、
飼い主さんにあまり歩かないと予想されていた、飛び入りの参加のルブさんは、
時々飼い主さんに抱っこされてウトウトしたりもしつつ、
(Aさん、お疲れ様でした (^^;) )
かなり頑張って歩きました。
そこは、ワンコさんに歩きたいと思わせる、山の力の助けかな?と思っています^_^
今回の写真はすべてMさん撮影。
Mさん、使わせていただきました。ありがとうございます。
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