起きるにゃー
昨日の朝の話。
あんまりおもしろかったので、書きたいと思います。
うまく伝わるかなあ・・・。
普段の朝。
私が起きる予定の時間より、ちょっと早く、
日によっては大幅に早く、
猫のだいすけは私を起こしに来ます。
そばにはやってくるけど、
そのような時は、
撫でても、腰を下ろして落ち着こうとしません。
するっとすり抜けて、
寝室のドアの前に移動し、
その隣にある爪とぎをがりがりしてから
（時にはそのまま直接、）
ドアを押すのです。
ごとんごとんごとんごとん・・・
私が起きなければ、お父ちゃんが起きて、ドアを開けてくれます。
ドアを開けてやると、するりと出ていきます。
その後、まだ早いからもうちょっと寝ようという時があります。
その場合、ドアに隙間を開けておきます。
だいすけが寝室に戻ってこれるように。
戻ってきます。
起こしに来ます。
起きる時間だったら起きだして、ワンズとともに１階におります。
だいすけも一緒に下りることもあれば、
そのままだいすけは父ちゃんのベッドで寝ることもあります。
だいすけが一度下に降りた後に戻ってきた時、
私が寝室からリビングに到着するまでの間のどこかに、
たいてい青いキッカルーがぽつんと置いてあります。
さて、昨日の話。
ドア、ごとんごとん・・・
開けました。
ドアのすきま開けたまま、再び横たわりました。
このあとは、
私が目をつぶったまま考えていたことを書いていきます。
しばらく経ちました。
私の布団に乗ってきた気配。
すたすたのしのしのしすたすた・・・
（ん？）
すたすたのしのしのしすたすた・・・
（お？）
すたすたのしのしのしすたすた・・・
（おお！）
だいすけが、横たわる私の体の上を横切ったのです。
３～４回。
すべて別の部位で。
普段なら、寄ってきて、私が反応するのを待っています。
（えー、そんなんして起こそうとするのー？！
おもしろーい！）
私を起こそうとする工夫がものすごく感じられたのです。
そのまま、わたし、ノーリアクション。
左耳を上にした状態で、
横向きに横たわっていたのですが、
左耳に、だいすけの顔が近づいてきたのを感じました。
「・・・ごろごろごろごろごろごろ・・・」
喉を鳴らしている。
左耳に触れそうな距離で顔を向けたまま、
すりすりしてくるでもなく、固定（と、思われる）。
「ごろごろごろごろごろごろごろごろごろ・・・」
耳元で、めちゃめちゃ響くドラミング。
（すごい～。
これも起こそうとしてやってるに違いない！
おもしろーい！おもしろーい！！）
ノーリアクション。
離れていきました。
しばらく時間が経ちました。
だだだっ
（お？駆け出したぞ！）
と思った瞬間！
だん！！
・・・私の体に一撃入れていきました。
おかしくて仕方ありませんでした。
（加速して、衝撃が大きくなることまで計算したに違いない・・・。
おもしろすぎる～。おもしろすぎるわ、だいすけ～。）
しばらくたって。
そろそろ起きねば。
「おまたせ、おりようか」
わんこたちとともに、下の階へ降りていきました。
階段を下りきったすぐそばには、青いキッカルー。
猫は薄闇の中を活動する、
ということに納得の時間に毎朝起こしに来るだいすけ。
でも結構、
お兄ちゃんお姉ちゃん、すなわち、
わんこたちのために起こしに来ていると思われることがあります。
わんこ達、
よほど母ちゃんがのんびり寝ているのでなければ、
母ちゃん、すなわち私が起きるまで静かにしていてくれるので。
代わりに、「起きるにゃー」と言ってあげているのではないかと。
先日、起こしに来たけど眠くて起きれなかった時、
がつっ、がつっという足元での小さな衝撃。
はっとしてがばっと起きる私。
「布団カバー穴開けちゃだめだよ！！」
冬用のカバーとシーツから綿のものに交換して
しばらくはなにもなかったのですが、
近頃またウールサッキング、布食うだいすけ。
数か所穴が開きました・・・。
（布団カバーを食べなくなっていたので、
昼間、寝室を開放していたのです。
また、ドアを閉じておくようになりました・・・）
なので、目が一気に覚めました。
この時の、布をくわえて引っ張る行動（だったと思われる）も、
何をしたら私が起きるかを分かってやった、
そう確信してます。
いや、それにしても、昨日は面白かった。
これでもか！これでもか！
そう思ってやっていたに違いない。
再び昨日の朝の話。
ワンズの散歩のいく前に、
寝室に立ち寄ったら。
だいすけは父ちゃんと寝てました。
どこまでも自由にゃ。
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